Interaction'99

1999年3月4日-3月5日, 東京工業大学

【無事終了しました.多数のご参加をいただきありがとうございました】

コンピュータとネットワーク技術の驚異的な進歩は,情報環境の高度化に とどまらず,人間および社会に大きな影響を与えています.こうした技術進歩 の上で展開されるツールやシステムだけでなくその上に構築されるヒューマン システム(人、組織、 コミュニティ、ワークスタイル等)の両方の視点から その相互作用をふくめて、真に社会に、人に、仕事に、生活に価値をもたらす アプローチがますます重要になってきています。「インタラクション’99」 はそうした目的で、社会システム,グループウエア、情報メディアと情報環境, システムとソフトウェア,ユーザセンターデザインさらには,社会科学,認知 科学などの研究者包括的に集うことのできるCross Culturalで Interdisciplinaryな「インタラクションの場」です.質の高い議論が展開さ れ,新たな研究や触発が得られことを期待しています.

前回の 「インタラクション’98」 には予想を上回る参加者があり,複数の学会や研究会を横断する活発で有 意義な研究交流の場となりました.「インタラクション’99」でも前回に引き 続き好評であった,優秀な発表に対してベストペーパー賞の授与,システムや作 品の発表セッションのインタラクティブ賞も用意しております.ふるってご応募し てください。また、今回も情報処理学会論文誌特集号への推薦を行なう予定で す.皆様の御参加をお待ちしています.

■ベストペーパー賞

ベストペーパー賞はプログラム委員会の審査の結果,以下の論文に決定しました. おめでとうございます.
(P-10)指紋認識に基づくユーザインタフェース
杉浦 淳, 古関 義幸 (NEC)

■ベストインタラクティブ発表賞

ベストインタラクティブ発表賞は参加者の皆様の投票の結果, 以下の論文に決定しました.おめでとうございます.
(IA-2) インタラクティブ空間生成に関する研究
杉原有紀,舎官 日章[たち すすむ] (東大)
(IA-21) Coaster: 時空間メディアのダイレクトマニピュレーション
佐藤 隆,阿久津明人,外村佳伸(NTT)
(IB-9) VideoPassage: 引用可能なビデオメッセージ・システム
高田敏弘(NTT),原田康徳(NTT/科学技術振興事業団)
(IB-11) 手書きスケッチによるモデリングシステムTeddy
五十嵐健夫(東大),松岡 聡(東工大),田中英彦(東大)


■日程

1998年3月4日(木), 5日(金)
3月4日(木) 9:30-17:35 (懇親会 17:50-20:00)
3月5日(金) 9:30-17:55

■会場

東京工業大学(大岡山キャンパス) 講堂および百年記念館
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1
東急大井町線・目蒲線 大岡山駅下車 徒歩0分.

■主催

情報処理学会
ヒューマンインタフェース研究会
情報メディア研究会
グループウェア研究会

■協賛

■実行委員会/プログラム委員会

[委員会一覧表]をご覧下さい.

■プログラム

【情報処理学会誌1999年2月号掲載のプログラムから変更になっています】
招待講演
藤井克磨氏 (
株式会社ブイシンク 代表取締役)
※藤井氏は音楽のオンデマンド販売機MusicPOD等を手がけておられます.
一般講演
インタラクティブ発表(ポスター&デモ)

■論文応募要項

対象分野

インタラクティブシステムのデザイン、インタフェースデバイス、 音声・マルチモーダル対話インタフェース,マルチユーザインタフェース、 ハイパーメディアとビデオインタフェース,福祉インタフェース, 情報メディアのデザイン、教育における情報メディア, 地域コミュニティにおける情報メディア、コミュニティウエア、 言語と情報メディア,アートとしての情報メディア,グループウェア、 協調作業支援,ネットワーク環境のユーザインタフェース, エージェント,インターネット,インタフェース評価とデザイン技法

上記のテーマに限定せず,次世代インタラクションの方向付けを行なう新しい 技術,方法等の提案を歓迎します.また,インタラクション技術の発展に役立 つ,システム構築,メディア情報処理要素技術,実践方法や評価手法などに関 する多数の論文の投稿をお待ちしています.

■応募方法およびスケジュール

一般講演 【申し込みは締め切りました】

  1. 情報処理学会研究会の書式(A4用紙)で8ページ以内の論文 (題名,著者名,所属,住所,Tel,Fax,E-mailを記入; 図表を含 む)を5部提出して下さい.
  2. 査読論文の記述を補完するビデオ(VHSフォーマットのみ、一本) の添付も受け付けます。(提出は任意です)
  3. 採録された論文については,カメラレディ原稿(研究会様式で8ペー ジ)を提出していただきます。
  4. スケジュール:
    論文投稿締切 平成10年10月30日(金)
    採否決定通知発送 平成10年12月18日(金)
    カメラレディ原稿締切 平成11年 1月29日(金)

インタラクティブ発表(ポスター+デモ) 【申し込みは締め切りました】

  1. 情報処理学会全国大会の書式(A4用紙)で2ページの論文(題名, 著者名,所属,住所,Tel,Fax,E-mailを記入; 図表を含む) を5部提出して下さい.なお,アブストラクトは不要です.
  2. 採録の場合には応募アブストラクトをそのまま論文集に掲載します. インタラクティブ発表では,A1程度のパネルと机を用意致します. ポスターの掲示およびコンピュータ,ビデオ等によるデモンスト レーションが可能です.
  3. インタラクティブ発表では,様々な形態のデモをサポートしていく予定です.
  4. スケジュール:
    アブストラクト提出締切 平成11年1月11日(月)
    採否決定通知発送 平成11年1月22日(金)

【注】全国大会の書式は,先頭に一段組の題名,所属等が掲載されており, 本文は二段組の書式を指します.スタイルファイル等の指定は特にありません.

ビデオプロシーディングス

採録された論文を補足するものとして、ビデオプロシーディングスを 制作・発行します。フルペーパー、 インタラクティブともに、論文採 録決定後にビデオプロシーディングス投稿のご案内をさし上げます。

応募論文は,本シンポジウムプログラム委員会(委員長:間瀬健二/ATR、副委 員長:暦本純一/SONY CSL)で審査し,採否を決定します.なお研究としては 未完成であっても, システム構築事例や新しい方向を示唆する提案も採択基 準に含めます.また, 一般講演の中から最も優秀な論文に対して 「ベストペー パ賞」を, インタラクティブ発表の中から最も優秀な発表に対して 「ベスト インタラクティブ発表賞」をそれぞれ表彰します.

■参加費

事前登録【1999年2月24日(水)まで】

会員:16,000円(主催・協賛学会、研究会会員)
非会員:20,000円(その他)
※いずれも論文集代,ビデオプロシーディングス代,懇親会費を含む
学生:5,000円(論文集代を含む)
論文集代:5,000円
ビデオ代:3,000円

情報処理学会学会誌本号会告欄の行事申込書によりWWW,郵送,Fax.またはe-mailで 送付のこと.参加申し込みの方には,参加証引換券を後日送付します.

当日登録

会員:18,000円(主催・協賛学会、研究会会員)
非会員:23,000円(その他)
※いずれも論文集代,ビデオプロシーディングス代,懇親会費を含む
学生:5,000円(論文集代を含む)
論文集代:5,000円
ビデオ代:3,000円

※当日会場にてInteraction'98の論文集およびビデオプロシーディングスの販売 を予定しております.

■申込/原稿提出先

(社)情報処理学会 シンポジウム係
〒108-0023 東京都港区芝浦 3-16-20 芝浦前ビル7F
Tel. 03-5484-3535
Fax. 03-5484-3534
e-mail:
sig@ipsj.or.jp

■問合わせ先

Interacion'99広報担当
大野 健彦
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 メディア情報研究部
(組織名が変更になりました)
〒243-0198 神奈川県厚木市森の里若宮3-1
Tel. 0462-40-3662
Fax. 0462-40-4707
e-mail:
takehiko@rudolph.brl.ntt.co.jp

Last modified: Mon Mar 8 08:15:24 JST 1999