情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
認知症の人の行動・心理症状の理解に向けた情動表現フレームワークの開発
著者
  • 小俣 敦士(静岡大)
  • 菊池 拓也(静岡大)
  • 石川 翔吾(静岡大)
  • 竹林 洋一(静岡大)
アブストラクト
説明画像

認知症ケアにおいて対応が難しいとされる行動・心理症状(BPSD)の理解支援に向けた分析基盤を開発した.事例映像対し,看護師と認知症の人のマルチモーダルデータの記述と,さまざまな観点でのデータの可視化が可能な分析基盤である.特に,認知症の人の行動と情動の関係性に着目し,認知症の人の行動からその行動の背後にある情動を分析することが可能である.本フレームワークを用いて,事例映像において攻撃的な行動を示した要因を分析した.分析を重ね,行動・状況と情動の関係性が明らかになっていくことで,なぜその状態になるのかを看護師や介護職の方が学べるコンテンツへ発展すると考えられる.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
B06
ページ
461 ~ 463
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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