情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
自己接触錯覚の原理を用いた指が伸縮する感覚を誘起する装置の考案
著者
  • 小鷹 研理(名古屋市立大)
  • 石原 由貴(名古屋市立大)
  • 森 光洋(名古屋市立大)
アブストラクト
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近年, 同期的な感覚刺激を呈示することによって, 自己の身体像を変調させる試みがひろく行われているが, それらの錯覚誘導プロセスは基本的に離散的であり, 身体像が拡大したり縮小したりするような動的な過程そのものを明示的に呈示するものではない. 本論文では, 自己接触錯覚の誘導スキーマに加え, 固有感覚と視覚情報を同期することで, 特定の指が連続的に伸縮するような感覚を誘起するシステムを考案したので報告する.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
C45
ページ
893 ~ 896
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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