情報処理学会 インタラクション2016

文献情報

タイトル
自己接触錯覚の原理を用いた指が伸縮する感覚を誘発する装置の考案(第二報)
著者
  • 森 光洋(名古屋市立大)
  • 小鷹 研理(名古屋市立大)
アブストラクト
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近年, 同期的な感覚刺激を呈示することによって, 自己の身体像を変調させる試みが行われているが, それらの錯覚誘導プロセスは基本的に離散的であり, 身体像が拡大したり縮小したりするような動的な過程そのものを明示的に呈示するものではない. 昨年度には, 自己接触錯覚の誘導スキーマに加え, 右手の固有感覚とCGによる指の伸縮イメージを同期することで, 特定の指が連続的に伸縮するような感覚を誘発するシステムを考案した. 我々は, 昨年度に発表した装置に改良を加え, 左手の固有感覚も機械的に動かすことによって, より強い伸縮感覚を誘起させることに成功したので, これを報告する.

雑誌名
インタラクション2016論文集
© 情報処理学会 2016
論文ID
1A14
ページ
211-213
発行日
2016年2月24日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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