情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
脳症判定における熟練者と初学者の注目領域の比較検討
著者
  • 井上 路子(鳥取大)
  • 近藤 貴大(鳥取大)
  • 白岩 史(鳥取大)
  • 大栗 聖由(鳥取大)
  • 西山 正志(鳥取大)
  • 岩井 儀雄(鳥取大)
アブストラクト
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本稿では,熟練医師の知見を明らかにすることを目的とし,てんかん重積を発症した小児患者の脳波データから診断時に注目すべき領域を視線計測とマーキングを用いて検証する.てんかん重積の脳波データは健常者の脳波データと非常に類似していることが多い.このため,充分な知見を持っていない初学者が,てんかん重積と診断すべき注目領域を見つけ出すことは難しい.実験では,熟練者と初学者に患者と健常者の脳波データを提示し症名を診断させるタスクを与えた.タスク実行中の熟練者と初学者が注目する領域を視線計測とマーキングを用いて獲得し,いくつかの傾向がみられることを確認した.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
1P15
ページ
512-516
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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