情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
PTAMを用いたAR落書きシステム
著者
  • 箭野 裕己(関西学院大)
  • 河野 恭之(関西学院大)
アブストラクト
説明画像

近年,コンピュータグラフィックスで生成した仮想物体を現実の環境に重畳して表示する拡張現実感 (Augmented Reality,ARの研究が盛んになっている.一方, 世界中の観光名所には訪問した人が残した落書きがある.ローマの観光名所であるコロッセオでは,落書きをした観光客に罰金の支払いが命じられた例があり,法律に反しても落書きを行う人がいる.そこで初めて訪れるような場所で周囲を気にせずに落書きをするシステムを提案する.本研究では,頭部にHMDと単眼カメラを装着したユーザが指を用いて建築物の壁などの平面上に文字や絵を仮想的に描画することで,周囲を気にせずに落書きができるウェアラブルなシステムを作成する.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
3A11
ページ
900-903
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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