文献情報
| タイトル | |
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| 共創的演奏における間合いの習得過程についての分析 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
オーケストラやアンサンブルといった複数人の演奏者が同時に奏でる“共創的演奏”において,演奏者は自分の演奏のタイミングを他の演奏者と上手く同期させる必要がある.本研究では,共創的演奏における同期を“間合い”と呼び,演奏者が間合いを同期させる技術の習得過程を分析した.研究手法として,著者が所属する学生オーケストラでの合奏練習において著者自身の内省と外観のデータを収集し,間合いの習得における内省の過程,及び合奏練習で習得された身体動作の意図を検討した.分析の結果,合奏練習において音量と音程は習得の優先度が低く,タイミングとリズムは習得の優先度が高いことが考えられた.また,演奏中に自然と発生する動作から特徴的な部分を探し出すこと,及び必要な動作を意図的に演奏に取り入れることが,合奏においてタイミングとリズムを調和させる為に不可欠な過程であると考えられた. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2019論文集 © 情報処理学会 2019 |
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| 論文ID | |
| 1P-85 | |
| ページ | |
| 457-461 | |
| 発行日 | |
| 2019年2月27日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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