文献情報
| タイトル | |
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| EWI wind-synthesizerのためのトーキングボックス的ヴォコーダの設計とセンサのアサイン | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
本稿では,管楽器型シンセサイザであるEWIでヴォコーダをトーキングモジュレーションのように身体的演奏表現と直結させて使用することを目的とした,パラメータとセンサのアサインについて述べる.トーキングモジュレーションは,現代ではそれをフィルタによって行うヴォコーダに取って代わられているが,マイクを通した声の入力音のみならず演奏者の身体的動作が出力音に直結していることからライブパフォーマンスとして有効性が高い.また,EWIは,音量と音高を決定する管楽器としての最低限のセンサの他に,元となった管楽器では存在し得ないアサインになっているモジュレーション量を取るためのリップセンサと,やはり元となったサックスやリコーダには存在しない右手親指のピッチベンドセンサを持つ.これらのセンサを用いて,実際に音楽表現として用いることができる,動作に直結したヴォコーダすなわちトーキングモジュレーションをEWIのために設計・実装を行った.そのためにリップセンサのヴォコーダのパラメータへのアサイン手法,ピッチベンドの有効活用について,実験を元に考察を行った. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2019論文集 © 情報処理学会 2019 |
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| 論文ID | |
| 2B-23 | |
| ページ | |
| 553-556 | |
| 発行日 | |
| 2019年2月27日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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