情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
NegAWare:共通のネガティブ情報の開示によるコミュニケーション開始,継続支援に関する基礎的検討
著者
  • 織田 慎一郎(北陸先端大)
  • 高島 健太郎(北陸先端大)
  • 西本 一志(北陸先端大)
アブストラクト
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多様な人材間でのコラボレーションを促すため,マッチング,交流イベントの開催やコワーキングスペースなどの場所作りが積極的に行われている.しかし,初対面の者同士でコミュニケーションを開始,継続することは容易ではなく,効果的な自己開示が求められる.本研究では,これまで検討がされていなかった,嫌いなものや苦手なものといったネガティブな情報に着目し,その共有によるコミュニケーションの触発効果について調査する.予備実験の結果,シングルケースではあるが,ネガティブ情報の提示により,コミュニケーションが開始されることが確認された.また,ポジティブ情報と比べ,ネガティブ情報では好き/嫌いの程度と理由の個人差を意識せず済むという意見が得られた.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
3P-72
ページ
954-957
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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