情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
野球打撃練習を考慮した仮想空間における危険投球回避練習方法の提案と検証
著者
  • 山岡 仁(立命館大)
  • Zou Liyuan(立命館大)
  • 樋口 貴俊(福岡工大)
  • Roberto Lopez-Gulliver(立命館大)
  • 大井 翔(立命館大)
  • 松村 耕平(立命館大)
  • 野間 春生(立命館大)
  • 伊坂 忠夫(立命館大)
アブストラクト
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野球におけるデッドボール(死球),特に頭部に当たるような危険球は大変危険である.過去に死亡例もいくつかある.打者にとってこれを回避する,または悪い当たり所を回避し比較的被害の少ない部分に当てるといった技能は重要である.しかし,その投球を回避するような練習は怪我をする可能性が高く危険であり,そもそも練習が行われることは稀である.そこで本研究では,頭部への危険投球を回避する安全な練習方法の確立,それから打撃能力と危険投球を回避する能力の両方の向上を目標とし,打撃練習を考慮した仮想空間における危険投球回避練習方法の提案と検証をする.仮想空間上では死球になったとしても怪我の心配はなく,安全に練習することができる.また,ボールやヘルメットなどの軌道をフィードバックとして提示することにより,危険投球を回避する能力の向上が期待できる.提案手法の効果検証実験を行った結果,被死球数は減少したが,スイング開始時刻が約27ms遅くなった.打者の意識が投球を回避することに傾いた結果,打つ・打たない・回避するの判断後に、動作に移行して,短いスイング時間で投球を打つようになったと考えられる.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
3P-81
ページ
991-995
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
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