文献情報
| タイトル | |
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| 衣服の変形を用いた触覚フィードバック手法 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
人々が着用している衣服は肌と接触しており,衣服の変形によって様々な触覚が肌に生じる.本論文では,衣服の変形による触覚フィードバック法を提案する.形状記憶合金と圧縮バネからなるアクチュエータの伸縮により,衣服を変形させ,触覚刺激を生成する.長袖のTシャツの前腕,上腕,肩の周径に沿って4つのアクチュエータを装着し,プロトタイプデバイスを実装し,これらの位置でのフィードバック性能を比較するための評価を行った.アクチュエータの収縮パターンの認識評価の結果,15の収縮パターンの認識では前腕での認識率が最も高かったが28\%と低かった.そのため,この結果から高い認識率のパターンを4つ抽出し,さらに実験を行い,その結果認識率は向上し,前腕での認識率は85\%まで向上した.これらの結果から,各装着位置でのフィードバック性能を議論し,効果的なフィードバック位置を提示する. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2020論文集 © 情報処理学会 2020 |
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| 論文ID | |
| 2B-12 | |
| ページ | |
| 548-553 | |
| 発行日 | |
| 2020年3月2日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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