情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
パソコン作業時のキー入力を下肢動作で置き換えることによる運動不足改善システムの設計と実装
著者
  • 清水 裕介(神戸大)
  • 寺田 努(神戸大)
  • 塚本 昌彦(神戸大)
アブストラクト
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パソコン作業のような長時間の座位作業は健康に悪影響を及ぼす.悪影響は座位作業中に歩行や立ち上がり動作などの日常生活で行う運動によって緩和できるが,作業の中断をともなう.そこで,本研究ではユーザにパソコン作業を中断させず,作業時に可能な身体動作を行わせて運動不足を改善するシステムを提案する.提案システムでは,ストレッチセンサを用いて下肢動作を認識し,あらかじめ設定した日常動作で使う筋肉に負荷がかかる動作をしたときに割り当てておいたキーの入力を行う.評価実験より,提案システムによる対象動作の認識精度は平均F値0.99となり,高精度にキー入力の置き換えができることを確かめた.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
2B-32
ページ
613-614
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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