情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
積み木を利用した複合現実コンテンツにおける点群処理
著者
  • 長田 一馬(筑波大)
  • 小林 桂(筑波大)
  • 益子 宗(楽天)
  • 星野 准一(筑波大)
アブストラクト
説明画像

積み木遊びは子供の知覚や数学的能力において影響を及ぼすと考えられている.しかし,現代においてはタブレット端末等の普及により,物理的な体験の薄いコンテンツに触れる機会が増えている.そこで本来の積み木の遊びにおける物理的体験を残したまま,魅力的に見せるためのMixed Realityコンテンツを提案する.具体的には,RGB-Dカメラを利用して積み木の配置,形状を分析し,モニターに表示されるカメラ映像に対してCGを重畳描画するMRシステムを提案する.本システムでは積み木の積まれ方によってCGに変化を与えるため,深度データより得られた法線に基づく積まれた積み木の分類を行う.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
2B-37
ページ
626-628
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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