情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
Hopping-Pong:超音波の非接触力を用いた卓球における変化球の実現
著者
  • 森崎 汰雄(東大)
  • 森 涼馬(東大)
  • 森 暸輔(東大)
  • 牧野 泰才(東大/JST さきがけ)
  • 伊藤 勇太(東工大/JST さきがけ/理研 AIP)
  • 山川 雄司(東大)
  • 篠田 裕之(東大/JST さきがけ)
アブストラクト
説明画像

Augmented sportsと呼ばれる,ゲーム的要素をスポーツに付加することで,能力差の解消やエンターテイメント性を高める試みがある.この中で,ドローン内蔵のボールや超音波による非接触力を用いてボールの軌道を変化させるなど,プレイに物理的干渉を行う手法も提案されている.Morisakiらは超音波を用いて,動いているピンポン玉の軌道を変化させた.本研究では,この超音波を持ちいた軌道変化にインタラクティブ性を加え,任意のタイミングで変化球を打てる卓球システムを開発する.このシステムでは,ピンポン玉の軌道を左右どちらに曲げるかを手元のコントローラで指定できる.実際に,提案システムを用いて軌道を変化させることでプレイヤーが空振りしてしまうことや,ラケット上の思っていた位置にボールを当てられずにミスしてしまうことを確認した.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
3C-61
ページ
1010-1013
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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