文献情報
| タイトル | |
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| 切り絵の制作段階における技能と難易度との組み合わせによる技能向上の変化に関する研究 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
本研究では,切り絵の制作における初心者の技能と制作課題の難易度との組み合わせによる技能向上の差と,制作時のフローについて述べる.フローとは,内発的動機づけによる自己の没入感覚を伴う経験であるとし,高い集中力の発揮や満足感,幸福感を得る状態である. これまでに調査した制作技能の一つである「裁断圧力を制御する技能」と「幅と距離をもとにステアリングの法則から計測した難易度」についての調査に基づき,我々はこれらの組み合わせることで技能と難易度との釣り合いによる技能向上についての評価する.また,フローについての状態を評価するためのアンケート指標があり,本稿ではそのアンケート内容について切り絵の制作に改修することで,初心者たちの制作時の心理的状態について評価する.その結果,圧力制御の練習を積んだ初心者たちが圧力高い難易度の幅をもつデザインで制作したとき最も高い技能向上効果を示した. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2020論文集 © 情報処理学会 2020 |
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| 論文ID | |
| INT20008 | |
| ページ | |
| 68-77 | |
| 発行日 | |
| 2020年3月2日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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