情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
ユーザーの絵を基にしたあやとり技工程作成手法とあやとりデータ構造を用いた平面図生成について
著者
  • 塚本 啓太(中京大)
  • 中山 裕貴(中京大)
  • 濱川 礼(中京大)
アブストラクト
説明画像

本論文では,ユーザーが絵を描いた際の情報を基にあやとりで絵を再現するための工程と平面図を作成する手法と,それを実装したシステムについて述べる.本手法により,ユーザーが任意の絵から,あやとりを作成することが可能になる.あやとりは世界各地に歴史が存在しており,古くから調査や研究が行われている.また,日本文化の継承と幼児の成長,発達を目的として保育にも取り入れられているという調査を行った研究や,大学生ほどの年齢でもあやとりを遊ぶことは脳の活性化に繋がるという研究もある.だが,大学生ほどの年齢でもあやとりを遊んでいる人は少ない.そこで,大学生と創作活動の関係についての研究から,自分の好きな絵であやとりを遊べるようにすることで,継続して遊びたいと思われる手法を開発し,システムを実装し,評価を行った.

雑誌名
インタラクション2022論文集
© 情報処理学会 2022
論文ID
2D06
ページ
277-282
発行日
2022年2月21日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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