情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
滞在履歴データを用いたグループ内コミュニケーションの把握と発見
著者
  • 大石 晃平(はこだて未来大)
  • 角 康之(はこだて未来大)
アブストラクト
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本研究は,グループメンバー全員の滞在履歴データから,グループメンバー間でのコミュニケーションの状況を把握し,グループ内コミュニケーションを促進することが目的である.コミュニケーションを促進させる方法として,学内での滞在履歴をトラッキングしているサービス,「LATTE」を利用し,グループメンバー1人1人の滞在履歴データを収集する.収集したデータを,時間・人・場所を考慮した形で可視化し,グループメンバー全員が自由に閲覧できるようにする.そして,前の週までのグループメンバー間の接触状況をSlackbotを通じて,フィードバックする.フィードバックにより,グループメンバーが,グループ内コミュニケーション状況を理解し,実世界のコミュニケーションに行動変容が起こると考える.それによって,グループ内の交友関係や関心の近さを把握し,対面コミュニケーションを促進するような行動変容が起こると期待できる.

雑誌名
インタラクション2022論文集
© 情報処理学会 2022
論文ID
2D12
ページ
305-309
発行日
2022年2月21日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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