情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
SENSE OF LIFE:動物の鼓動を比較/体感可能な触覚提示装置
著者
  • 迫田 海斗(はこだて未来大)
  • 渡会 隆哉(はこだて未来大)
  • 長嶺 和弥(はこだて未来大)
  • 椛沢 昂希(はこだて未来大)
  • 齋藤 巴菜(はこだて未来大)
  • 岡本 誠(はこだて未来大)
  • 竹川 佳成(はこだて未来大)
  • 塚田 浩二(はこだて未来大)
  • 佐藤 直行(はこだて未来大)
  • 伊藤 精英(はこだて未来大)
アブストラクト
説明画像

動物たちも我々人間と同じように心臓が鼓動することで生きている.しかし,鼓動の速さは動物ごとに異なる.ネズミは1分間に600回心臓を打ち,ウサギは240回,ヒトは60回,ゾウは30回である.しかし,このような数値を見るだけでは,「生きていること」の実感が湧かない.我々は,生きていること,すなわち生き生きとした生命を感じることを「生命感」と定義した.そこで触れることで鼓動を体感し,我々と同じように生きている「生命感」を感じることができるシステム「SENSE OF LIFE」を提案する.Pure dataで生成した低周波の音をスピーカから出し,スピーカをきのこ型のシリコンに固定することで振動が伝わる.ユーザは,半球状のきのこの傘部分を触ることで動物の心拍数を体験できる.さらに,複数の心拍数を並べて体感/比較できることも特徴である.

雑誌名
インタラクション2022論文集
© 情報処理学会 2022
論文ID
5D12
ページ
681-683
発行日
2022年2月21日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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