文献情報
| タイトル | |
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| 接近インタラクションによる オフィス/在宅拠点間のコミュニケーション促進手法の提案 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
近年,コロナ流行の影響を受け,企業のテレワークや学校のリモート授業が急速に普及した.しかし,テレワークでは社員間の交流の質・頻度が低下する傾向があり,これに起因した様々な負の影響が危惧される.本研究では,テレワークと出社勤務の混在したハイブリッドワーク環境下において,オフィスと在宅の離れた社員同士がより高頻度・高品質なコミュニケーションができることを目的に,リアルとバーチャルのオフィスを交錯させたコミュニケーション促進手法を提案する.このうち,本誌ではオフィス拠点の提案手法について述べる.オフィス拠点と在宅拠点の社員のアバターが存在するバーチャルオフィスを構築し,オフィス拠点の社員の接近動作に合わせて,バーチャルオフィス上の仮想カメラを移動させることで,運動視差を発生させるインタラクションを提案する.この接近時のインタラクションにより,ソーシャルプレゼンスの向上を狙う.また接近時のインタラクションを出社した複数の社員に適用可能とするための機能を提案する.まずは提案手法のプロトタイプを作成し,少人数での主観評価を行い,提案手法の有効性を確認した.評価結果より,提案手法によってオフィス拠点の複数人の社員がより高いソーシャルプレゼンスを感じられることを確認した. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2023論文集 © 情報処理学会 2023 |
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| 論文ID | |
| 2A-13 | |
| ページ | |
| 505-509 | |
| 発行日 | |
| 2023年3月1日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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