文献情報
| タイトル | |
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| リマインダとして機能するIoT引き出しの検討 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
Tangible User Interface(TUI)という概念が提唱され,デジタル情報の体現である物理的なオブジェクトを,人間の手で直接操作することによりデジタル情報の操作を行うインタフェースとして注目されている.我々は,情報ツールのひとつであるリマインダに着目し,引き出しを拡張してリマインダ機能を付与した「IoT 引き出し」を提案する.本手法は,触知可能な物体で構成されたインタフェース Tangible User Interface(TUI) が,ユーザの情報取得時の認知負荷を低減するという点に着目し,「引き出し」という物理メディアを拡張することで,人と情報の新たなインタラクションスタイルを実現できないか模索するものである.これは,設定された時刻に,タスク内容が格納された引き出しが自動で飛び出すことで物理的にタスクをユーザにリマインドし,ユーザは飛び出した引き出しを直接的に動かすことでリマインダ対象への操作を行うことができる新たなインタラクションスタイルである.引き出しの自動制御には,サーボモータ,可動アーム,Raspberry Pi を使用し,タスク内容の表示には電子ペーパーを使用した.本稿では,このリマインダ機能を付与した IoT 引き出しの効果を評価する実験計画について述べる. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2025論文集 © 2025 情報処理学会 |
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| 論文ID | |
| 3B-45 | |
| ページ | |
| 1206-1208 | |
| 発行日 | |
| 2025年2月23日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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