情報処理学会 インタラクション2016

文献情報

タイトル
自律移動・変形する壁型ディスプレイの設計と評価
著者
  • 大山 貴史(東北大)
  • 浅利 勇佑(東北大)
  • 高嶋 和毅(東北大)
  • エフド シャーリン(UCalgary)
  • ソール グリーンバーグ(UCalgary)
  • 北村 喜文(東北大)
アブストラクト
説明画像

作業空間におけるディスプレイ形状の重要性に着目し,作業の内容や状況に応じて自律的に移動しその配置を変更することが可能な壁ディスプレイ(自律変形壁ディスプレイ)について検討する.まず,デザインスタディにより壁ディスプレイの利用形態を調査し,その結果に基づいて自律変形壁ディスプレイと変形操作のためのインタフェースを検討する.デザインスタディの結果,作業場面に応じてユーザは平面以外の様々なディスプレイ形状を求めることが分かり,自律変形壁型ディスプレイの設計にあたっての基本的な形や変形方法の指針を構築することができた.また,その指針に基づき,様々なユーザの要求やコンテキスト(ユーザの意図,表示コンテンツ,周囲の状況)に応じて自動的に変形し快適な作業空間を提供する自律変形壁ディスプレイおよびそのインタフェースの実装例を示した.

雑誌名
インタラクション2016論文集
© 情報処理学会 2016
論文ID
16INT008
ページ
62-71
発行日
2016年2月24日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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