情報処理学会 インタラクション2016

現在,世界的な国際化に伴い,日本における外国人の数は年々増加しており,早急に外国人を受け入れる環境整備が必要である.特に,医療分野における受け入れ体制の拡充は,日本語が堪能ではない外国人旅行者が安心して日本に滞在するためには不可欠であるが,現状の受け入れ体制は,多言語対応のマニュアルや医療通訳士の不足などにより,依然として不十分である.そこで,本研究では,ICTを活用し,国際化する医療現場における医師と外国人患者のコミュニケーションを支援する手法を提案する.