文献情報
| タイトル | |
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| 実世界人形遊びを拡張する仮想ドールハウスとその評価 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
ドールハウス遊びには,子供の創造力や社会性を育む効果が期待される.これをコンピュータ画面内の仮想世界に展開することで,人形動作,舞台設定の制約を取り除き,より魅力的な遊びの提供が可能となるが,一方で,実世界の人形遊びの利点は損なわれる.仮想ドールハウスを,実世界の人形遊びを拡張するよう設計することで,双方の利点を活かすことが可能となる.そこで我々は,実世界と仮想世界とを連続的に繋ぐ箱型インタフェース“GetToyIn”と,これを利用した仮想ドールハウスを実装し,予備調査を行ってきた.本稿では,仮想ドールハウスに対して2種類の評価実験を行ったので報告する.はじめに,成人への実験を通して,箱型インタフェースが実世界と仮想世界の連続性をより強く提示する効果を持つことを確認した.さらに,本システムで4〜10歳の子供が遊ぶ様子を観察することで,子供らがデザインモデルを理解し,操作可能であることを確認した. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2018論文集 © 情報処理学会 2018 |
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| 論文ID | |
| 1A01 | |
| ページ | |
| 183-188 | |
| 発行日 | |
| 2018年2月26日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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