文献情報
| タイトル | |
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| ドアコムAR:ポータルを用いた空間接続表現手法 による対話相手の存在感の強化 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
本研究では,侵入可能な枠を境界として遠隔地間を繋ぐ映像表現手法を提案する.提案手法では,AR/MR技術を用いることで,実際の空間に遠隔地へと繋がる枠を出現させる.この空間を繋げる枠を本研究ではポータルと呼ぶ.ポータルを超えて遠隔の空間に侵入する映像によって,対話相手に自身の空間へと侵入されている感覚「被侵入感」を提示し,テレプレゼンスの向上を目指す.提案手法を実装したビデオチャットシステム「ドアコム AR」を開発し,提案手法が存在感に与える効果を検証を行った.検証の結果,ポータルを介して遠隔地間を繋ぎ,境界を超えてくる表現によって被侵入感を与えられることが分かり,存在感が向上することが確認できた.また,提案手法は対話相手の空間の映像を表示しているにも関わらず,従来手法と同様に同じ部屋にいる感覚を与えることが分かった. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2018論文集 © 情報処理学会 2018 |
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| 論文ID | |
| INT18009 | |
| ページ | |
| 72-80 | |
| 発行日 | |
| 2018年2月26日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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