文献情報
| タイトル | |
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| インタラクションの構成単位としてのアバカス | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
計算を補助する装置としての歴史を持つアバカスはコンピュータの普及によって社会での役割を失っている.コンピュータは記号によって表現された情報を高速で処理するというアーキテクチャを持ち,計算を含む多くの情報処理を人間のために実現している.記号を用いることなく利用可能なアバカスと比べるならば,従来のコンピュータは記号の利用という制約を人間に与えることで発展を続けている.本稿では,アバカスをコンピュータとして扱う拡張を行い,記号の利用という制約のないコンピューティングを提案する.そして,アバカスを構成単位とするインタラクションが人類の知的活動にもたらす可能性について考察する. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2021論文集 © 情報処理学会 2021 |
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| 論文ID | |
| 1Q09 | |
| ページ | |
| 658-661 | |
| 発行日 | |
| 2021年3月1日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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