文献情報
| タイトル | |
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| 筆記感の再現性向上のための高速応答ペン型インタフェースの開発 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
タブレット上でのスタイラスペンを用いた筆記において,紙上での筆記感をインタフェース内の振動子によってユーザに提示できるペン型インタフェースが数多く開発されているが,書き出し時刻と振動開始時刻に差が生じ,紙上での筆記との不一致感を覚えるという問題点が存在する.本研究では振動の遅延が筆記感に与える影響を調査し,遅延を解消するシステムの構築を行い,より筆記感の再現性が高いインタフェースの開発を目指す.振動開始の遅延が筆記感に与える影響を調査したところ,0.1 秒以下の遅延であれば違和感をほとんど覚えないことがわかった.可視光によって移動を検出するジェスチャーセンサをペンに装着し,筆記面に表示されたパターンを観測することで,0.1 秒以下の高速応答を達成することができた. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2021論文集 © 情報処理学会 2021 |
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| 論文ID | |
| 2A02 | |
| ページ | |
| 267-270 | |
| 発行日 | |
| 2021年3月1日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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