情報処理学会 インタラクション2023

文献情報

タイトル
WebGLを用いた広域GIS道路データの可視化による駅の有効なカバー範囲の検討と設計
著者
  • 張 付新(文教大)
  • 川合 康央(文教大)
アブストラクト
説明画像

現代社会において,特に都市部では,多くの人々が電車や地下鉄などの公共交通機関を利用している.そのため,住居を探すなどの際に,駅からの距離は特に重要な判断材料になることが多い.また,都市計画の観点からも,道路や駅の位置は,その施設を利用可能な住民の数や,特定の駅の利用頻度といった問題を考える上で重要な指標となる.等時性線は,空間ネットワークデータベースの新しいクエリタイプであり,到達可能性分析を行うための有用な手段である.本研究では,駅周辺のカバー範囲を表現するために,従来の円形のカバー半径に代わりに,実際の道路距離に基づいてカバー率を計算し,可視化するものである.

雑誌名
インタラクション2023論文集
© 情報処理学会 2023
論文ID
1B-36
ページ
277-280
発行日
2023年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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