情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
Look Eyelid 視覚優位と想像優位を往復する二世界型ゲームの提案
著者
  • 武田 悠稀(札幌市立大学)
  • 辻 璃音(札幌市立大学)
  • 中木 彩楓(札幌市立大学)
  • 松永 康佑(札幌市立大学)
  • 藤木 淳(札幌市立大学)
アブストラクト
説明画像

本研究は,観測行為そのものをインタフェースとし,プレイヤーの目の開閉によってゲーム内の世界状態が切り替わる二世界型ゲームを提案する.従来のゲーム体験は視覚情報への依存度が高いが,本提案では,目を閉じている状態(想像優位)と目を開けている状態(視覚優位)を切り替えることで,聴覚や推測といった他の感覚的手がかりを強調する.これにより,プレイヤーの空間認知と意思決定に変化をもたらし,認知的な再構成を促すことを目的とする.関連研究から,視覚制限が認知的・身体的体験の質的変化を生む可能性,および観測が状態を確定するという哲学的視点を本研究のメカニクス設計の概念的裏付けとした.一方,プレイヤー自身の身体的な視覚制御を,ゲーム世界切替の直接的なトリガーとして活用した研究はこれまで少ない.本研究は,目の開閉をトリガーとするUXプロトタイプを提示し,視覚優位からの脱却を促すゲームデザインの可能性と,不完全情報下での探索戦略への影響を検討する.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
1A14
ページ
194-196
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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