情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
工学研究における「コンテンツ」の位置づけ ―拡張シャノンモデルの提案―
著者
  • 山口 直彦(東京国際工科専門職大学)
  • 峰松 大介(フリー研究者)
  • 後藤 恭子(株式会社空葉堂)
  • 小寺 康史(株式会社リセッケイ)
アブストラクト
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日本経済の発展のため,政府は2000年代から「知的財産振興」「コンテンツ産業の育成」に力を入れている.日本語ではコンテンツという言葉が文化芸術の文脈で使われることが多い.しかしこれを「産業」と位置付けるならば, 「コンテンツというものを工学的に考え議論する」取り組みが必要である.またそのためには「コンテンツ」という概念を工学的に扱いやすい形で再定義する必要がある.本稿は,情報理論の基礎となるシャノン=ウィーバーのコミュニケーションモデルを土台とし,マクルーハンによる(コミュニケーション論としての)シャノンモデル批判と,デリダ及び東による「誤配」 「郵便的不安」の概念を加味した「拡張シャノンモデル」を提唱する.また分析の一例として,プレイヤー同士が声を出さずに協力してパズル問題を解くゲーム『黙談』のコミュニケーションについて,拡張シャノンモデルを用いた分析を行った.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
1P75
ページ
447-452
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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