文献情報
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| 比較低関心度状況の生成による先延ばし行動改善手法の提案 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
我々は,取り組むべき課題を後回しにしてしまう「先延ばし行動」をしばしば行ってしまう.先延ばし行動は,様々な問題を引き起こす原因となる好ましくない行動である.そのため従来,先延ばし行動をとらないように仕向けるための方法や支援手段に関する研究が多数なされてきた.それらの多くは,ゲーミフィケーションなどによって取り組むべき課題を魅力的なものにする手段か,あるいは危機感や切迫感,他者意識といった心理的圧迫を与える手段をとっていた.これに対し本研究では,一般に「内職」と呼ばれる行動に着目する.内職とは,たとえば興味の低い講義中に,講義とは全く無関係な別の課題へ自然と取り組んでしまうような行動である.この行動は,取り組まねばならないがやる気が生じない課題がある際に,より退屈な状況(これを本稿では「比較低関心度状況」と呼ぶ)に置かれることで,その課題が相対的に“まだマシ”に感じられることによって生じる行動であると考えられる.本稿では,取り組むべき課題として,被験者に1桁×2桁の計算問題100問について1週間以内の回答を求める.そのうえで被験者の半数にのみ誰も興味を持てないような内容の動画を90分間視聴することを強いることによって比較低関心度状況を人工的に作り出す.こうして,比較低関心度状況において計算課題への自然な着手を促進できるかを検証する.現段階ではこの実験は未実施であるが,本稿ではその実験デザインと,準備のために行った予備実験の内容と結果について述べる.本実験の結果については,インタラクション2026にて報告する予定である. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2026論文集 © 情報処理学会 2026 |
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| 論文ID | |
| 1P80 | |
| ページ | |
| 464-466 | |
| 発行日 | |
| 2026年2月20日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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