文献情報
| タイトル | |
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| 手先運動の定量的解析を用いた擬似タッチインタフェースによる認知機能評価の試み | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
我々は,大画面に提示した認知課題をタッチで実施させ,その手先運動を深度カメラでマーカレスに計測できる擬似タッチ型システムを提案した.提案システム上で,視覚探索を伴う数字とひらがなを交互に順番にタッチする課題を実装した.参加者は立位で遂行した.対象は自立高齢者群10名と認知機能低下群10名であった.課題中の手先位置時系列座標から,ターゲットへの到達区間時間と複数の運動学指標を算出した.群間比較の結果,認知機能低下群は到達区間時間が有意に長いことに加えて,符号変化回数・符号変化レート,最大絶対躍度が有意に大きくなっていた.一方で,最大周波数は有意に低かった.この結果から,認知機能が低下した高齢者はタッチまでの時間が延長していることに加えて,課題間の切り返しや急な速度変化,運動の修正が多いことが示唆された.本システムを用いた認知課題遂行により,所要時間のような単一の時間指標だけでは見えない遂行過程の違いを手先運動の質として定量化できる可能性がある. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2026論文集 © 情報処理学会 2026 |
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| 論文ID | |
| 1P85 | |
| ページ | |
| 483-488 | |
| 発行日 | |
| 2026年2月20日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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