情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
選挙の会話を促す距離を設計した「選挙カフェ」の提案
著者
  • 高津 こころ(法政大学社会学部)
  • 小林 里菜(法政大学社会学部)
  • 野々山 正章(立命館大学デザイン科学研究所)
  • 藤代 裕之(法政大学社会学部)
アブストラクト
説明画像

若者は政治に関心がないのではなく,話しづらいだけではないか.この課題に対して,本研究では「選挙カフェ」を提案する.距離に応じて見える情報を変化させる情報デザインを取り入れ,遠くからは無料コーヒーを提供するイベントとして認識され,近づくと選挙をテーマにしていることが分かるように設計した.実施した結果,来場者の多くは選挙をテーマにしたイベントであると気づかずに参加し,73.5%が選挙について話すことに抵抗が「なかった」と回答した.距離に応じて見える情報を設計することは,政治に関心はあるが話しづらいという課題解決に対して有効に機能していたことが確認された.この手法は人々が話しづらい社会的テーマに関する対話を促進できる可能性がある.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
2B54
ページ
758-760
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
E-mail