情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
電子端末上での読書における適応型RSVP手法の効果検証
著者
  • 下條 慶次郎(立命館大学)
  • 岨野 太一(立命館大学)
  • 高田 秀志(立命館大学)
アブストラクト
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本研究では,文章を読む際の速度や理解度の維持・向上を図るトレーニング方法として,RSVP(Rapid Serial Visual Presentation)に着目し,文章の言語的特徴に基づいて表示時間を動的に制御する文字数適応型RSVPおよび音韻数適応型RSVPの効果を検証した.RSVPは,文章を文節等の単位で分割し順次表示する手法であり,本研究では文字数と音韻数の二つの指標に基づいて表示時間を調整する.評価実験の結果,特に音韻数適応型RSVPにおいて読み速度の向上がみられ,正答数には大きな変化が見られなかった.このことから,音韻数適応型RSVPは理解度を維持しつつ読書速度を向上させ,日本語読解に適した有効なトレーニング手法であると考えられる.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
2P83
ページ
854-857
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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