情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
指パッチンのエンターテインメント性とリアルタイムジェスチャ識別の評価
著者
  • 永幡 崚太(慶應義塾大学)
  • 杉浦 裕太(慶應義塾大学)
アブストラクト
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指パッチンは,動作に伴って音および触覚フィードバックが自然に生じる身体ジェスチャであり,エンターテインメント入力としての活用が期待される.しかし,指パッチン入力がもたらす体験的価値を,他の入力手法と比較して定量的に評価した研究は十分でない.また,リアルタイムアプリケーションに導入するには,入力の応答性を損なわずにジェスチャを安定して識別できる実装手法が求められる.そこで本研究では,1チャネルEMGセンサを用いた指パッチン入力に着目し,リズムゲームタスクによる主観評価と,短信号長条件(8?256 ms)における識別精度とレイテンシのトレードオフ評価を行った.10名の被験者による比較実験の結果,指パッチン操作はボタン操作よりも楽しさが有意に高かった(Wilcoxon符号付順位検定,p = 0.012).さらに,信号長を短縮した場合でも,例えば64 ms条件において2クラス分類で平均70%以上の精度を維持することができた.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
3A06
ページ
934-939
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
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