文献情報
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| リアルタイム流体シミュレーションとエージェントモデルを統合した津波避難シミュレーション | |
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| アブストラクト | |
本研究では,神奈川県鎌倉市を対象に,高精度3D都市モデルPLATEAUをベースに,リアルタイム流体シミュレーションと避難エージェントモデルを統合した津波避難シミュレーションを構築した.津波高の条件ごとにエージェントの避難行動と被災率を分析し,新規避難所設置の効果を検証した.さらに,VRを用いた一人称視点の体験型シミュレーションを導入し,津波が実在する都市にリアルタイムに迫る状況を直感的に理解できる環境を実現した.1. はじめに日本は地震多発地帯であり,歴史的に巨大地震や津波による甚大な被害を受けてきた.2011年の東日本大震災を契機に,国内外で津波リスクへの関心が高まり,各自治体では避難計画策定や防潮堤整備などの防災対策が進展している[4].加えて,近年懸念される南海トラフ巨大地震や相模トラフ巨大地震では,広域的な強震や大津波が想定されており[5][6],これらを踏まえたより高度な防災計画が求められている.従来の津波シミュレーション研究では,簡略化された地形モデルや静的な水位上昇モデルが一般的であった.しかし,近年は3D都市モデルの高度化とリアルタイム流体計算技術の発展により,実環境に近い津波伝播・浸水過程の再現が可能となり,人的行動を考慮した避難シミュレーションも実施できるようになってきている. |
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| 雑誌名 | |
| インタラクション2026論文集 © 情報処理学会 2026 |
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| 論文ID | |
| 3B50 | |
| ページ | |
| 1130-1135 | |
| 発行日 | |
| 2026年2月20日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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