情報処理学会 インタラクション2026

文献情報

タイトル
効果的に深い知識を引き出す質問のための誤情報の性質に関する検討
著者
  • 嶋田 祐観(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科)
  • 西本 一志(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科)
アブストラクト
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初心者が経験者に質問をしても,回答が教科書的・表層的な内容に留まってしまうことがあり,深い知識を引き出すことは難しい.この背景には,初心者側の質問力の不足だけでなく,経験者側が手間のかかる説明を避け,簡潔な回答で済ませてしまう傾向があることも関係していると考えられる.そこで本研究では,SNS上で誤情報を含む投稿が専門家の強い指摘や詳細な解説を引き出す現象に着目し,質問文に意図的に誤情報を含める質問方法を提案する.本手法は,誤情報によって経験者の指摘・訂正意欲を刺激し,結果として質が高く,自身の経験に基づいた深い知識を引き出すことを狙っている.本稿では,上記の狙いを実現するような誤情報の性質はどのようなものであるかを調査するために実施した予備的な実験の結果について報告する.提案手法の有効性を検証する本実験とその結果については,インタラクション2026の場で報告する予定である.

雑誌名
インタラクション2026論文集
© 情報処理学会 2026
論文ID
3P84
ページ
1259-1263
発行日
2026年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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