情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
KurokoPointer: プレゼンテーションにおける確実なポインティングのための話者映像処理
著者
  • 梅村 恭司(豊橋技科大)
  • 梅村 真由(名工大)
  • 山根 恵和(豊橋技科大)
  • 大囿 忠親(名工大)
  • 新谷 虎松(名工大)
アブストラクト
説明画像

スライドを用いたプレゼンテーションにおいて,説明個所の確実な指し示し(ポインティング)は重要であるが,聴衆のすべてが示した場所を認識するまで,場所指定を継続して維持することは努力を要する.本稿では,自然に確実なポインティングを実現するシステムについて述べる.このシステムはコンピュータにあるカメラを利用し,話者のシルエットを認識する.その上で,手に持った目立つ物体を追跡して,シルエットと物体の場所を示すマーク(ポインタ)をプレセンテーションのスライドの上に重ね合わせて表示する.物体の動きが停止したことを検出すると,別の形状のマーク(スタンプ)を生成し,それを聴衆にとって十分な時間だけ保持する.このとき,物体が動いたとしてもスタンプは移動しない.このようにして確実なポインティングを実現した.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
A02
ページ
148 ~ 151
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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