情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
レーザスキャナを用いたサッカー選手の半自動追跡
著者
  • 壁谷 勇磨(名大)
  • 冨安 史陽(名大)
  • 間瀬 健二(名大)
アブストラクト
説明画像

近年,テレビ放送やインターネットの動画サイトなどの映像視聴の形式が多様化してきている.これを生かした視聴システムの研究が盛んに行われており,特にサッカーは人気が高く,研究対象としてよく挙がっている.これらの研究は,サッカー選手の移動情報を用いるものが多いが,画像特徴からこれを正確に推定するのは困難である.本研究では,レーザスキャナを用いたサッカー選手の追跡手法を提案する.レーザスキャナの測定情報を基にするため,正確な選手位置情報を得ることが出来る.手法は半自動的であり,多くの追跡処理を自動で行い,一部の修正を手動で行う.手動修正は,直感的なインタフェースを操作して行う.提案手法によってデータ処理実験を行った.その結果,正しい選手の移動軌跡を得ることが出来た.また,すべての処理のうち手動操作が必要な割合を1.3%に抑えることが出来た.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
B02
ページ
446 ~ 451
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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