情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
往復を前提とした一時的スクロール手法の提案
著者
  • 高田 勝也(明治大)
  • 宮下 芳明(明治大)
アブストラクト
説明画像

ページ内の別の位置にある文章や図を,一時的に参照したい場合がある.このとき,多くの場合はスクロールによってページ内を往復することによって解決する.本研究ではスマートフォンにおける新しいスクロール手法として,往復を前提とした一時的スクロール手法を提案する.従来のフリックによるスクロールとは別に,画面に円を描く動作によってスクロールを行う.この場合のみ指を離すとスクロールを開始した位置へ自動でページが移動する.これにより,従来のフリックによるスクロールでは往復する必要があるようなスクロール動作を,片方向のスクロールのみで完了することができる.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
2-6F-07
ページ
417-422
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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