情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
Secret Sign:目的対象物発見のための秘匿性の高いインタラクション手法
著者
  • 森田 弘美(名大)
  • 石黒 祥生(名大)
  • 西野 隆典(名城大)
  • 武田 一哉(名大)
アブストラクト
説明画像

同一,あるいは類似形状の複数の対象物体の中から任意の対象物体を,探している本人のみが発見でき,かつ手軽に利用できるようなインタラクション手法を提案する.対象物が複数ある場合に,その中から任意の対象物を手掛かりなしに特定することは難しく,従来は記名や色などから対象物を特定可能であったが,第三者にも容易に特定が可能な場合,悪用されてしまう可能性がある.そこで,利用者の操作に連動して反応する装置をランダムに反応する装置の中に紛れ込ませる手法を提案する.これにより,利用者のみが目的対象物を発見できることを画面上及び実環境にて検証した.実験結果より,本提案手法を用いることで,利用者は第三者よりも早く目的対象物を発見可能であることがわかった.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
1C66
ページ
437-442
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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