情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
身体知獲得を目的とした足裏にかかる圧力のリアルタイム可視化によるフォーム矯正の提案
著者
  • 田宮 大暉(青山学院大)
  • 長谷川 大(東京工科大)
  • 佐久田 博司(青山学院大)
アブストラクト
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本研究では,ヒトの歩走行時に足裏にかかる圧力分布の変化をリアルタイムで可視化するシステムを構築し,これを利用して走行トレーニングの改善方法に関する提案を行う.近年,ランニングフォームの最適化や安定性を向上させるための運動が注目されている.しかし時間的,経済的な負担から多くの場合は日常生活のトレーニングにおいて常にコーチが訓練者を指導する事は困難である.そこで本システムでは5つの圧力センサーを靴のインソールに取り付け,圧力を測定し,歩幅と接地順序を可視化した情報を歩走行中にフィードバックする.また,疲労時と平常時の圧力も測定し,システムを用いることで足への負担が軽減できるかを検証する.評価は測定した圧力値から算出した接地時間,歩幅の分散値を算出する.実験ではフィードバックを用いることで歩幅,接地時間の分散値が減少する傾向が見られた.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
3A12
ページ
904-908
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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