情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
物理的な発音媒体を用いた情報の可聴化システム
著者
  • 宮下 恵太(首都大)
  • 中原 貴文(首都大)
  • 串山 久美子(首都大)
アブストラクト
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音を用いた情報伝達は広く用いられている.情報を音のパラメータにマッピングして提示する手法としてソニフィケーションがあるが,その多くは情報をコンピュータ上で音響信号に変換し,スピーカから出力するものであるため,音の発生源となる物体が存在せず,音の実体感を感じにくい.本研究では可聴化に物理的な物の振動による音を用いることでより実体のある音を感じることができると考え,発音媒体を用いた可聴化手法として,2つのアプローチを用いたサウンドインスタレーション作品の制作・展示を行った.本稿では作品に用いた可聴化システムの設計および実装について述べ,さらに今後の開発に向けての課題を考察する.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
3A13
ページ
909-912
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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