情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
ハンドジェスチャと描線機能を用いた遠隔作業支援システムの現場評価実験
著者
  • 市原 俊介(沖電気)
  • 鈴木 雄介(沖電気)
アブストラクト
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雇用流動化や生産の多品種化に伴って,遠隔作業支援技術の需要が高まっている.ここで遠隔作業支援技術とはカメラ付きヘッドマウントディスプレイを装着した現場の作業者を遠隔地から映像と音声を用いて支援する技術である.昨年度我々は二つの指示方式(1.指示者のハンドジェスチャを現場映像に重畳表示,2.二次元画面上への描線)を用いた遠隔作業支援システムを提案した.これら指示方式の作業内容に対する選択特性を詳細に検討するため,工場にて評価実験を実施したところ,視点変更を高速に指示する場合はジェスチャ,対象を細かく指定する場合は描線が多用されると分かった.本稿では提案システムの概要と構成,プロトタイプ実装内容,工場にて実施した評価実験の内容およびその結果について述べる.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
1-502-13
ページ
154-157
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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