情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
組み合わせ最適化手法の応用に関する研究 経路依存性を考慮したキーボード配列の最適化
著者
  • 髙木 遼太(熊本高専)
  • 藤井 慶(熊本高専)
アブストラクト
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今日,私たちが使っている多くのキーボードはQWERTY配列である.しかしながら,このキー配列は元々タイプライターで用いられていたため,あえて打鍵速度を落とすように設計されているとも言われている.これまでにも代案のキー配列が考案されてきたが,そのどれもが一般には普及していない.その一因として経路依存性の問題が挙げられる.すなわち,多くの人は既にQWERTY配列に慣れた状態にあり,そこから代替配列のタイピングを学習し直すということが難しいため,QWERTY配列を続けることが考えられる.そこで本稿では,この経路依存性に起因するQWERTY配列の問題に対して,組み合わせ最適化手法の応用によって解決を試みる.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
2-408-79
ページ
649-653
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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