文献情報
| タイトル | |
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| オンライン会議カメラ映像のための個人差を考慮した顔面動作に基づく表情の可視化・増幅アバターシステムの検討 | |
| 著者 | |
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| アブストラクト | |
|   現在の日本では総務省によるテレワークの推進で,ICTを活用し時間や場所に囚われない新しい働き方への取り組みが積極的に行われている.テレワークの導入でオンライン会議を行う機会が増えたが,参加者の一部がカメラをオフにしていると,お互いの顔が見えないまま会議を行うという現象が発生する.相手の顔が見えないと表情を見ることもできず,雰囲気を掴みづらい,遠慮が発生するといった影響が想定される.そもそも高解像度のカメラ自分の顔を取られ配信され続けるとこに抵抗があるひとも多く,参加者のほとんどがカメラをオフにしている場合も少なくない.そこで本研究では,スマートフォンのカメラと3Dモデルを用いて表情データのみの可視化を行うシステムの開発を行った.カメラで取得した表情データをFacial Action Coding Systemに基づいて分析を行い,実際の表情として人型の3Dモデルに出力する.表情データには事前に個人に合わせて定義した倍率を設定し,明確に出力することが可能とする.さらに,正確に表情が伝わらない顔の作りや表情の出やすさにおける個人差をアバターを用いることで軽減させている.本システムが出力した表情データが表情として明確かつ有用であるかを検証し考察する. | |
| 雑誌名 | |
| インタラクション2021論文集 © 情報処理学会 2021 | |
| 論文ID | |
| 2P08 | |
| ページ | |
| 688-691 | |
| 発行日 | |
| 2021年3月1日 | |
| 発行所 | |
| 発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 | 
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