メッセージ

プログラム委員長メッセージ

水野 慎士(愛知工業大学)

<インタラクション2024の発表募集にあたって>
インタラクション2024では昨年に引き続き、登壇発表、インタラクティブ発表(デモ)、インタラクティブ発表(ポスター)という3つのカテゴリで発表を募集いたします。

登壇発表の査読は各論文を詳細に査読するプログラム委員と複数の論文を俯瞰してメタ査読を行うチーフプログラム委員が担当して、委員長、副委員長も含めた委員会で最終的な審査を行います。新規性が高いものや着眼点や手法がユニークな研究は発展途上であっても積極的に採択したいと思っています。採択された論文は学術総合センター一橋講堂で登壇発表することになります。インタラクションで登壇発表で採択された論文はこの分野で高く評価されたと言えるもので、その後に情報処理学会論文誌インタラクション特集号などに掲載されたものも少なくありません。

インタラクティブ発表は厳密な査読は行いませんが、各論文ごとに複数人のチーフプログラム委員やプログラム委員がスクリーニングを行い、採択する論文を決定します。採択された論文は学術総合センターの各エリアでデモ発表やポスター発表を行います。そのうち、特に新規性が高いものやユニークなものはプレミアム発表として採択して、インタラクティブ発表賞の候補としてプログラム委員団による巡回審査の対象となります。プレミアム発表以外の一般発表についても、参加者投票によってインタラクティブ発表賞が選出されます。昨年は700人以上の参加者がおり、デモ発表、ポスター発表は大盛況でした。体験によって面白さを伝えたい研究やポスターを使ってじっくり議論したい研究、そして光るものを持つ研究であれば未完成であっても大歓迎です。

登壇発表、インタラクティブ発表への投稿をお待ちしております!